1歳児前後の赤ちゃんがかかりやすい突発性発疹。
主な症状としては高熱や赤い発疹といった症状なのですが、下痢をしてしまう事もあります。
下痢の際は食事なども気をつけないと体調がよけいに悪化してしまう事もあるので注意が必要です。
突発性の下痢はいつまで続くか?また食事についても確認していきましょう。
Contents
赤ちゃんの突発性発疹の下痢はいつまで?
突発性発疹の際の下痢についてですが、高熱を出している間に下痢を起こしてしまう事が多いです。
突発性発疹の症状としては
- 38度を越える高熱
- 赤い発疹
- さむけやふるえ
- 下痢
といった症状が出ます。
2~3日経って高熱が落ち着いてきたと同じぐらいにさむけや下痢が落ち着いてきます。
それと変わるように赤い発疹が全身に広がっていきます。
なので下痢を起こしてしまった場合3日程度続く事があると思ってください。
下痢をしたらオムツを取り替えないとすぐに不機嫌になってしまいます。
こまめにオムツを取り替えてお尻をきれいにしてあげましょう。
ちなみにですが突発性発疹自体は赤い発疹も含め完治するのはおおよそ1週間~10日程度はかかると思って良いでしょう。
突発性発疹の下痢の際の食事について
下痢についてはそこまでひどくならない事が多いのですが、気をつける点は水分補給。
赤ちゃんは身体が大きくなる上でエネルギーが必要となるのですが、その分水分が必要となってきます。
その事から乳児期は脱水症状になりやすいのですが、それに加えて高熱と下痢になるとさらに水分が失われてしまうんです。
その事から水分補給はとても大事になってきます。
ただし一度に上げすぎても今度は抵抗力も弱まっている事もあり吐いてしまう事もあります。
吐く事で体力を消耗させる事がありますので、大変ですがこまめに水をあげるようにしてくださいね。
食事に関しては離乳食をあげている時期であれば下痢になっても止める必要はありません。
以前は下痢になったら離乳食を止めるという考えもあったのですが、今は逆に世界保健機構が推奨されているぐらいです。
というのも離乳食をあげる事で栄養が摂取されて体力の回復が見込めるからです。
とはいっても食べる気力さえない場合は別。高熱が出ても赤ちゃんは元気である事は多いのですが体力が消耗してしまうと食べたがらないんです。
そんな中無理に食べさせては吐いてしまうだけで体力回復どころか余計に消耗させてしまうだけです。
その際は無理をせず水やミルク、薄めの麦茶などをあげて脱水症状だけは起こさないようにしましょう。
少しずつ元気になってきたのであれば食事を上げていくようにしましょう。
大人の時みたいな下痢の際の食事制限についてはそこまで必要ありません。
そもそも1歳前後では食べるものも限られてしまいますしね。強いて言うならすでに肉類をあげているのであれば控えましょう。
まれに3~4才児でもかかるというケースを聞いた事がありますが、
その際は大人と同じように刺激のあるものや肉など消化の悪いものは控えるようにしましょう。
突発性発疹時の下痢以外のケアについて
突発性発疹の下痢を中心に紹介していきましたが、主な症状としては高熱と赤い発疹です。
まず確認したい事として突発性発疹の原因はヒトヘルペスウイルスというウイルスが原因。
このウイルスにはワクチンがないので症状に応じた対症療法となってきます。
この2つのケアについて考えていきましょう。
発熱について
発熱は上記でも紹介した通り38度を超える熱が2~3日間続きます。
その後は自然と熱が下がっていくのですが、その間は汗をかいたりさむけやふるえをする事があります。
- 汗をかいているのであればふき取り冷やしたタオルで首やワキの部分を冷やす
- 逆にさむけでがたがたふるえているようなしぐさがあった場合は毛布をかけてあげたり靴下を履かせる
といったような対処をしましょう。
また上記でも紹介した通り一番大事な事は水分を補給すること。
少しずつ無理のない程度に水分を上げるようにしましょう。
赤い発疹について
熱が下がってきたと同じぐらいに赤い発疹が出てきます。
ただ体内で抗体が出来て発疹は3日~1週間程度で落ち着いてきます。
発疹の不快さゆえに赤ちゃんが泣いてしまう事も多いのですが、そこはぐっと我慢して発疹が消えていくのを待ちましょう。
まとめ
突発性発疹の下痢はいつまで続くか、また食事について紹介してきました。
突発性発疹の下痢はそこまでひどくなる事はないのですが、水分が失われるので水分補給が大事になってきます。
こまめに水分を摂取して、ゆっくり休養を取って元気になるまで看病してあげましょう。
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