妊娠中にりんご病にかかってしまった場合について

妊娠中

子どもの病気として有名なりんご病ですが、実は大人が感染すると子ども以上に症状が重くなることがあります。

なかでも妊婦がりんご病に感染すると、お腹の赤ちゃんに思わぬ影響を与えてしまいます。

 今回はりんご病がお腹の赤ちゃん与える影響と、妊婦がりんご病に感染しないための予防法をお伝えしていきます。

 大切な赤ちゃんを守るためにも、最後までぜひご覧ください。

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りんご病とはどんな病気?

疑問

頬がりんごのように真っ赤になる「りんご病」は、ヒトパルボウイルスB19というウイルスが原因の感染症で、正式には「伝染性紅斑」という病気です。

春先から初夏にかけて流行することが多い病気ではあるのですが、冬に感染する報告例もある事からもし周りに感染している方がいた時点で注意した方が良いでしょう。

症状や症状があられる期間をざっとまとめると

・潜伏期間 4日~14日(長い場合は3週間程症状に表れない事も)
・症状   頭痛、発熱、発疹、頬が赤くなるなど
・発症期間 1~2週間程

といった感じです。

症状としてはあらわれない潜伏期間から発症期間までが他の人にうつる可能性があり、場合によっては1ヶ月近くも感染する可能性があるのがりんご病の特徴でもあります。

風邪のような症状は数日で治まります。その後一週間ほど過ぎてから、頬が真っ赤になったり体や手足に網目のような発疹が出るなど、りんご病に特徴的な症状が現れます。

りんご病のウイルスは、発疹の症状が出る一週間ほど前の、頭痛や発熱などの風邪のような症状が現れている頃が一番感染しやすく、発疹が出たころにはほとんど感染力は弱まっています。
逆をいえば風邪のような症状が続いている場合は要注意ともいえるでしょう。

また、りんご病のワクチンはまだ完成していないので、予防接種はありません。

妊娠中にりんご病にかかると胎児にどんな影響があるの?

疑問

体のすみずみまで酸素を運ぶ働きをしている赤血球は、骨髄の中にある造血幹細胞が変化して赤芽球になり、赤芽球から赤血球へと変化することで作られます。

りんご病の原因であるヒトパルボウイルスB19は、赤血球の前の段階である赤芽球をこわしてしまいます。すると一時的に赤血球が作られなくなるのです。

といったような事があるのですが重要なのが
妊婦がりんご病に感染すると、胎盤を通してお腹の赤ちゃんがりんご病に感染します。赤ちゃんはヒトパルボウイルスB19によって赤血球がどんどん減ってしまい、重い貧血になってしまいます。
 
赤ちゃんの貧血が進むと、赤ちゃんの全身がむくんでしまいます。これを「胎児水腫」と言います。ひどい胎児水腫になると最悪の場合、赤ちゃんが亡くなってしまいます。

これが妊娠中にりんご病にかかると怖いといわれる所以です。その事からりんご病は妊娠中に特に気をつける必要がある感染症の一つなんです。

妊娠20週未満の妊婦がりんご病に感染すると、そのうちの約3割の割合でお腹の赤ちゃんに感染します。感染した赤ちゃんのうち、約3割が胎児水腫になると言われています。

しかし、妊娠20週を過ぎてから妊婦がりんご病に感染した場合は胎児水腫はほとんど起こらないようです。
とはいえ、かからないようにしっかり予防しておきたい所ですね。


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りんご病の予防法について

チェック

りんご病は飛沫感染といって、りんご病に感染している人の咳やくしゃみなどから他の人に感染します。
 
体の中にヒトパルボウイルスB19を体の中に入れないよう、うがいと手洗い、マスクの使用が効果的です。

マスク

お子さんがいる人の場合、学校やプールなどでお子さんがりんご病に感染してしまい、家族内で感染するというパターンが多いようです。

学校などでりんご病が流行した時には連絡してもらえるように、あらかじめお願いしておくのも良いかも知れませんね。

りんご病は、発疹が出る前の風邪のような症状のころが一番感染しやいのですが、その時期はりんご病特有の症状は出ておらず、りんご病に感染しているのかどうかは分かりません。

なので、

  • お子さんが発熱のような風邪の症状が出ている
  • りんご病が保育園や幼稚園、小学校で流行っている

といったような状況である場合は家の中でもマスクを使用し、こまめにうがいと手洗いをしましょう。

また、つらいことかもしれませんが、他の家族に協力してもらってお子さんとの接触をできるだけさけた方が安全です。
長期間続くことではありませんので、お腹の赤ちゃんとご自分を守るために注意しましょう。

お子さんがりんご病に感染していることが分かった場合、りんご病特有の頬が赤くなる・湿疹がでる等の症状が現れるころには、感染力はかなり弱まっています。

この時期であれば、普通に生活をされている方はりんご病に感染する心配はほとんどありませんが、妊娠中は油断することなく、マスクの使用やうがい・手洗いを心がけてくださいね。

なお、以前にりんご病に感染したことがあるのかどうか、最近りんご病に感染したのかどうかは血液検査でわかります。心配な時には、かかりつけの産婦人科で相談してみてください。

万が一、りんご病に感染したことがないとわかっていれば、普段からりんご病に感染しないよう注意して生活できますね。

また、りんご病がどのような症状で、お腹の赤ちゃんにどういう影響を与えるのかを知っていれば「りんご病にかかったかも…」という時に、早めに産婦人科で相談して、注意して対応してもらうことができます。

病院

正しい知識をもっておくことが、ご自身とお腹の赤ちゃんを守ることにつながります。

うがい・手洗い・マスクの使用はりんご病以外の病気の予防にも役立ちます。ぜひ、心がけてくださいね。

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